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絵と本、ことばの雑貨 雑貨店おやつ(京都・桂)のブログ

店主トノイケミキが商品の店頭入荷や、日々のこころの動きを綴ります。


by o-ya-tsu
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本づくりのかたち

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カナリヤでおつき合いのある作家、芳賀さんが
「本づくりのかたち」(8PLUS)という本を出されました。
先日、いとへんで購入。

彼女との出会いはHPで見かけて。
絵本が大好きだったので、お店をやる時はぜひ声をかけたいと思っていたから。
残念ながら、今後カナリヤでは彼女の本を扱わないということを聞いています。
そして私もwebに移行するので、彼女の作品を扱う意味がなくなってしまうので(彼女のHPで買えるので)、一旦お取り引きが終了してしまうことに。
実店舗をする時は、またぜひ彼女の作品を置きたいなーって考えています。

私が彼女と彼女の作品が好きな理由は、
一生懸命だから。
自分のやりたいこと、やるべきことに対してとても真摯で、勇気があります。
とても尊敬しています。
20代で、絵本づくりがしたいからと自分のレーベル「8PLUS」を立ち上げて、継続的に絵本や単行本を出されています。
何も経験のないところから。

今回の本は、自分で文章を書き、写真を撮り、編集して、流通させています。
そんながんばり屋さんの彼女が、「自分の手で本をつくる」ということをやっている全国のクリエイターのアトリエなどをたずねながら、あとがきで、このように述べておられました。
『この本をつくるのに丸1年かかってしまいました。つくっている最中に出会ったある人から「本をつくりながら自分もつくられていく」という言葉をもらいました。それは自分が今まで言葉にできなかったことをあまりに的確に表していて胸のつっかえがすっととれる思いがしました。また別の人からは「あなたにとって本を作ることは、絵本という作品づくりにとっても必要なことなのでしょう。」と指摘されました。そのとおりだと思います。』
『それがどういう形で提示していくのがベストなのか試行錯誤が続いています。雨が降ったり、風が吹いたりするたびに、ざわざわと揺れるのです。』
彼女の心の動きがじんわりと伝わってきて、涙があふれてきました。

本づくりに限らず、ものをつくるということはこういうことなのかと。
そして子供を育てることと、どこか共通した部分もあるのでは…と考えたりもしています。

8PLUSのHPはこちら→
by o-ya-tsu | 2007-03-22 15:38