絵本ちゃんで出会った ペンキ画家 #SHOGEN さんのこと
2021年 11月 10日
出張ショップ初日の7日
絵本ちゃんのとなりの きのこ文庫で #SHOGEN さんという
アーティストの絵の展示とトークイベントがありました。
絵本ちゃんより 「すごく良いので、よかったらどうぞ~」と言われて
せっかくなので、、、ということで なりゆきのまま cictoc さん と参加しました。

ひとことで言うなら
彼の話を聞いてよかった!!!!
龍大の経済学部に行っていた青年 #SHOGEN さんは、化粧品会社で6年ほど働いていたのですが
あるとき、衝撃的な絵に出会ったんだそう。
それがアフリカで描かれたものだということを知ると
「こんな絵を描きたい!!!」
一ヶ月後、単身、タンザニアに飛んでいた。。。。
彼は、現地で出会った人やことについて
絵をみせながら話してくれました。
その 勢いのある すてきな思い込み!
すばらしい~~~!!
当時200人ほどの村に住み
現地の言葉を覚え、絵の描き方を習っていたそうですが
なにより 生き方そのものを 現地の家族に教えてもらったそうです。
衝撃的なエピソードをいろいろ教えてくれました。
たとえば、、、、
小さな村の村長さんに 3つのルール が守れるなら住んでよいと言われたそうです。
その中のひとつ
「もし、誰かとトラブルがあったなら、その日のうちに解決してほしい」
そうよねえ、、トラブルって日がたつに連れ解決しにくくなるものね、、、とか。
一緒に住んでいた小さな子が
「流れ星をとりにいこう!」と言い出したそう。
#SHOGEN さんは
「そんなことできないよ」
と言ったそうですがその子の親は
「じゃあ一緒に行こう」と行って出かけたそうです。
帰ってきて 星は取れなかったけど
「場所が悪かったのかなあ」と言っていただけで
星は取れないものだとは一言も言わなかったそう。
それについて言及したら
「星が取れないって トライしたことがあるのか?
見たことあるのか?なぜ小さな子に、自分が経験したことのないことを言う必要がある?
できっこないことだと言う?」
本当にそうだな~。
また子どもが将来、医者になりたいなと言ったそう
そうしたら お医者様のところに連れていって
「この子に、医者のすばらしさを教えてやってほしい」と。
「子どもは小さいおとなとして扱う」という教えがあるそうで
子どもだからまだわからないととか、まだ小さいからとか そういう勝手な配慮はないそうです。
とにかく子どもに全力投球で応えるんだそうです。
うう~ん、深い~。
そして ことあるごとに
「おはよう! 今日は空を見るよね」
「おやすみ、明日も空を見るよね」
会話の中に空をみることの大切さを必ず差し込んでくるというのもびっくりしたことのひとつ。
空を見上げるゆとりが
しあわせを生む
無駄の中に
しあわせがある
なんでもはやく、すぐに、ほしがる日本人 どうかしてるよね。
「日本人はみんなそうなのか?
はやさを求めるのか? 効率を重んじるのか?」
そう言われてショックだったと。
一呼吸おくことのゆとり が しあわせを生む
日本は一呼吸おかしてくれない環境にある。
求められすぎている。
「イリュージョン」という本のなかに
「空はいつだって完璧だ」
という言葉があったと思いますが、
空を見上げること、海を眺めること、風を感じること
大地をふみしめること、自然の中に一部であることを感じることは
どんな悩みをもちっぽけなものに思わせてくれる力があると思います。
最後にこの日、印象的だだったこと、現地の人に教えてもらったことの一つに
「言葉は その人を抱きしめるように かける」
普段から わたしは、
自分のからだも 声も ことばも 愛を伝えるためにあると思っています。
だから 彼から教えてもらったこの言葉は、ストンとこころの中に落ちました。
「そうだ、わたしもこのままでいこう!」
具体的には 相手に
感謝を伝えること
それが年上であれ、年下であれ、
企業であれ、知らない人であれ、、、、
とにかく感謝を伝えること
当たり前と思われるようなことにも 感謝を伝えること
コロナになってここしばらく
声かけの活動もできていなかったですが、
近日再開したいなと思いました。
絵本の活動をし続ける 絵本ちゃん、
感謝の気持ちと生きる喜び、アフリカで得たことを伝え続けるSHOGENさん
自分の信じたことをやり続けること
それも楽しくし続けること
雑貨店おやつも もっともっと進化できる。
コロナと家族のことでかなり弱っていたわたしの精神がよみがえりました。
絵本ちゃん、
SHOGENさん、いろいろなことを教えてくれて、ありがとう!
