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絵と本、ことばの雑貨 雑貨店おやつ(京都・桂)のブログ

店主トノイケミキが商品の店頭入荷や、日々のこころの動きを綴ります。


by o-ya-tsu

「動いて、考えて、また動く」小学4年生の国語の教科書に心揺さぶられる

昨日、子どもが国語の教科書を音読をしました。

高野進さんという元オリンピック選手(400M)が小学生に向けて書き下ろされた内容なのですが、
それがすばらしい内容なのです。

どうやって彼が、日本記録を出すまでに至ったかをそれが
小学生でもわかるように書いてあり、
ほんまもんの言葉がそこにありました。
「動いて、考えて、また動く」小学4年生の国語の教科書に心揺さぶられる_f0129557_14134494.jpg
インタビューの記事がここに掲載されていますので読んでみてください→光村図書

こちらインタビューからの抜粋です↓

「まず動くこと」,これがいちばん大切なのではないかと思っています。

現代は情報化社会です。経験しなくても,簡単にいろいろな理屈や理論がわかってしまいますから,

考えすぎて動けなくなることが往々にしてあります。

最初は言われたとおりでもいいからまず動いてほしい。」


子どもは陸上をやっているので
どうしたら速く走れるか をよく二人で話しあっています。
いくら調べても、はやく走れる方法に王道がなく、 時には
正反対のことが書いてあったりして、戸惑います。

でも結局は、走りも自分にあった走り方を見つけるしかないんだなあと。
そしてわたしも「まず動く、そして考える、また動く」これの繰り返しでよいのだなあと思いました。
子どもには、どう伝わっているんかなあ。

以下、高野進さんの言葉です。

人によって、ほねの長さや筋肉のつき方はちがいます。
ですから、習ったことをなぞるだけでは、自分に合った走り方を身につけることはできません。何がむだか、そうでないかは、自分で動いてみて発見するしかないのです。


こうした経験からみなさんにつたえたいことは、自分にとって最高のものを実現するためには、

「まず動く、そして考える」ことが大切だということです。



by o-ya-tsu | 2017-06-19 14:17 | 暮らしのこといろいろ