ちょっと時期はずれですが、娘との祇園祭のこと
2012年 07月 23日
娘とのことを書き留めておきたくなったので、書いておきます。
作品やお店のことではないので、
用事のない方はどうぞスルーしてください。
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15日、待ちに待った祇園祭。
娘の手をひいてわくわく!
娘も満面の笑顔。
実家からバスに乗っていこうと思ったけれど
あれれ?バスがない。
じゃあ…歩いていこうとしたら
「うん◎がしたい」と言いだしました…。(この展開多いですね)
じゃあ戻ろうと 戻り始めたら
今度は突然噴水のように鼻血が吹き出し!!
道ばたで鼻血が止まるのを待っていたら
「救急車よんであげよか」
「転んだの?」
「いえ…鼻血がしょっちゅう出るものですから
すぐにとまりますので、大ジョブです~」
「え?だから、転んだんやろ」
「いえ、違います。鼻血が出ただけなので」
「へえ~かわいそうに」
「なになに?」
人だかりができてしまい
「お願いですからそっとしてもらえないですか?」
人の親切が腹立たしくなって
泣きたくなりました…。
(祇園祭りのときは人通りが多いのです…)
たしかに血だらけの女の子がいたら
声をかけたくなるかもしれないけれど
その度に子供が気にして動くから
全然鼻血が止まらず…
1時間もかかってしまって
「いややあ~っ祇園祭にいきたい~~~~」
と泣き叫ぶ血だらけの子供をおぶって帰った15日。
16日、リベンジ!
鼻血が出るときは2〜3日続けて出るので
どきどきしていたのですが
今回は念願の鉾町にたどりついた私たち。
娘の心は決まっていました。
「金魚すくいがしたい!」
金魚すくいにスーパーボールすくい。
2つやって娘の心は満足した模様。
「持ってあげようか」
「自分で持つの!!!」
がんばって金魚を持って帰った娘ではありましたが
おもちゃにしたくて仕方ない。
ぷにょぷにょ水の入った袋をさわっていたら
突然
ぱっしゃん。
駅のホームで金魚がピチピチピチ!!!!
手早くピチピチしている金魚をわしづかみして
ちょこっと残った水の中に放り込みましたが
「うわ~~ン!!!!」
ショックで泣き叫びました。
そこへ やじうまの大人たちが
泣いている娘の真似をしたりしておもしろそうに笑っていました。
それで さらに声は大きくなります。
「うわあ~~~~~~~ン!!!」
金魚たちはなんとか実家の
池に放たれましたが
娘のショックは大きくて
「びっくりしたんやね、かわいそうに」
「わたし、泣いているのに!
わたしのことわらってるおじさんがいた!
ひどい!わたし、わたし…
ないているのに~~~
おとなやのにないているひとみてわらうなんて~~~~!!!」
「おかあさんも あのおじさんたち、すごくいややった!
ひどいよね!きっとよっぱらいよ!」
夜眠るときに
「おかあさんね、ちいさいころ、祇園祭に連れていってもらえなかったの。
お友達が行っているのみて、いいなあ~って思ってたん。
だから あなたは連れていってあげようと思って。
あなたの笑顔がみたくて、連れていったの。
なのに…なのに…いっぱい泣いちゃったね…」
「ううん、おかあさん、ほんとにありがとうね」
楽しかった想い出になるのか
悔しかった思い出になるのか。
次の日、保育園へ迎えに行くと
「連休の楽しかったことを描きました」
と黒板に書かれて
絵がはり出されていました。
娘の絵のタイトルは「ぎおんまつり」。(5歳7月)

ありがとう…ありがとう…ありがとう…
お母さんも楽しい想い出になったよ!